去る3月3日にGGサロンにて開催しました『ノエル・ビリングスリー ギターリサイタル』無事に終了しました。ご来場いただき誠にありがとうございました。
僕は会場設営と受付担当をしていたので、リハーサルを少し聞いた以外は本番の演奏を聞くことはできなかったのですが、お客様の反応を拝見するに楽しんでいただけたようで、うれしく思っています。
『アストゥリアス』『アルハンブラ宮殿の思い出』など有名なスペインもの中心に、『早春賦』のギターアレンジなどをちりばめ、大曲としては彼が得意とするブリテンの『ノクターナル』を入れ、聞きごたえのあるプログラムになっていたのではないかと思います。
ノエルさんのルーツでもあるイギリスの曲として、ラブレディの『今朝オマーに再び陽は昇った』も取り上げてもらいました。こちらは録音も少なく、演奏される機会もあまりない曲ですが、非常にクラシックギターらしい技巧が盛り込まれた聞きやすい曲で、楽しんでいただけていれば幸いです。
ギタリストの福田進一先生はじめ、スペインギター協会の諸先生方にも足を運んでいただき、そして予想を上回るたくさんのお客様にご来場いただけました。
沖縄から演奏者を呼んでの演奏会ということで心配なこともたくさんありましたが、無事に終えることができ、胸をなでおろしております。
今後、全国各地での演奏も増えていく演奏者の、GGサロンデビューのお手伝いができたこと、大変うれしく思っています。ノエル・ビリングスリーの名前をどこかでお見かけの際には、また足を運んでいただければ幸いです。
ご来場、ご支援、誠にありがとうございました。
(爪を磨くノエル。本番前の楽屋にて。Leica M4/Summrit 50mm/Rollei RPX400)