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クラシックギター、ソロギター、カメラ、音楽、映画がすきです。

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センチ単位でオーダーできるロープストラップ

カメラのストラップというのは、実用性だけではなく個性の表現やファッションとしての楽しみがあるもので、何がいいとは一概に言えないものですが、僕が2年ほど使ってオススメするのはクライミングロープなどを使用した丸紐型のストラップです。

一般にカメラに付属してくるものは、メーカーのロゴを冠したナイロン製か革製で形状は平紐型のものが多いです。ライカQに付属しているストラップも革製の平紐で、ロゴが小さく刻印されてるシックなデザインは好きなのですが、いただけない点もあります。

まずは長すぎるということ。ユニバーサルな規格、あるいはドイツでのサイジングではあの長さでも問題ないのでしょうが、日本人の標準体型にとってはいささか長すぎるもので、首から下げるとブラブラしすぎますし、ベルトのバックルなどにあたることでキズの原因にもなります。

そして、もう一点はリングカバーがついてないため、カメラの軍艦部エッジに金属製のリングが当たってしまい、同じくキズがついてしまうことです。こちらは各メーカーから展開されているリングカバーを買うことで対処できるのですが、どうせならということでストラップごと変えてしまおうと思い立ったのが2年前のことでした。

 

平紐型はデザインも多く、見た目も惹かれるものも多いのですが、気になる点があって、それはハンドストラップのように右手に巻き付けて使おうと思ったときのフィット感というか「手へのなじみ」が弱いという点でした。

また、首からかけたり、たすき掛けしたり右手に巻き付けたりなどを繰り返していると紐がねじれやすいというのもストレス原因になります。

 

カメラ仲間にFUJIFILM Pro2に丸紐型のロープストラップを使っている人がいるので、ちょっと触らせてもらったところ、手に巻き付けたときのしっくりくる感じがあり、また平紐ストラップにありがちなストラップのねじれも無いため、次第に「丸紐にすべえ」と思い始めたのでした。

 

ちょうどそのころハービー・山口さんのワークショップに参加して、ハービーさんの使用されているカメラなどを見せてもらったのですが、ハービーさんが使われていたのが丸紐型のロープストラップでした。

 

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(Leica Q)

ワークショップが終わって調べてみたところ、こちらはExtendede Photograohic Material社の「YOSEMITE CAMERA STRAP(ヨセミテカメラストラップ)」のようでした。(ちなみにカメラは「Leica M-P(Type240)」でレンズはLomography主催のワークショップだったため「Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M」をお使いでした)

「これだ!」とポチろうと思ったのですが、首からかけられるものはサイズ展開が105㎝~からとちょっと長すぎでした。写真を見ると分かると思いますが、ハービーさんもロープにコブを作って長さを調節されているようでした。

丸紐かつ短いストラップはないものだろうか?(できれば安く)と探してみたところ、みつかったのが「ルミエール カメラ」社のロープストラップでした。

 

lumierecamera.blog77.fc2.com

 

こちらはパラシュートに使われているコード(ロープ)でできているそうで、強度も問題が無さそうです。ヨセミテストラップで使われているクライミングロープと、こちらのパラシュートコードにどのくらいの強度の違いがあるか分かりませんが、おそらく1kgにもみたないカメラを吊り下げるにはどちらも問題が無いかと思われます。

80㎝~140㎝で長さの指定ができて、自分のカラダの大きさや使い方に合わせられるので、だいぶ購入に前のめりになりました。

 

ストラップのリングは「標準リング」と「細いリング」の2種類から選べるのですが、Leica Qだとどちらがいいのかがよくわかりませんでした。メールで質問してみたところ一日もたたずに画像検索してくださって「シャッター側の軍幹部エッジがアイレットから近いので、径の小さい「細いリング」で作ったほうが、軍幹部にリングが直接当る心配が無さそうです」という回答をいただけました。

丁寧に対応していただけたのもあり即オーダー。色は「BLACK」で、サイズは96㎝に指定しました。僕は身長が168㎝のやせ型の男性ですが、この長さだと首から下げてもベルトのバックルにあたらず、かつ、厚手のコートなどを着ていてもストレスなくたすきがけ出来ます。

 

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メール便で送られてきて、オーダーから受け取りまでは4日程度だった思います。ロープの径は7㎜でしなやかで滑ることもなく、手になじみ、手に巻き付けるのも楽です。右手に巻いて使ってから、首からかけたり、たすき掛けにしたりと、いろいろ持ち方を変えた際にもストラップがねじれることもありません。

幅の広い平紐型ストラップに比べれば、表面積が狭くなる分、どうしても重量分散の点では劣りますが、ライカくらいの重さのカメラであればまったく問題ないです。

 

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アイレット部分の拡大画像です。軍艦部にあるキズはQに付属していたストラップをリングカバーなしで使っていた時のもので、ロープストラップに変えてからはキズはついていません。2年ほどこちらのストラップを使っていますが、特に不便だと感じたこともありません。

 

注文は「ルミエール カメラ」のサイトには専用のオーダーフォームなどはないため、メールで指定されたフォームを入力してオーダーする形です。支払いも銀行振り込みのみですが、丁寧に対応していただき、発送までもとてもスムーズでした。

商品価格は税込みで5000円。送料が120円です。サイズオーダーができることもあり、上述の「EXTENDED」ヨセミテストラップ(10800円)や、「ARTISAN & ARTIST」のシルクストラップ(15120円~)、のLeica純正のスロープトラップ(7560円)に比べるとだいぶリーズナブルな価格設定なのではないかと思います。

 

もし現在使っているストラップにストレスがあったり、丸紐ストラップを使ったことが無い方は、ストラップ交換時の選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。見栄えはミニマルで主張がないため、個性的なストラップが好きな人には向かないと思いますが、使ってみるとその便利さとフィット感にハマるのではないかと思います。

 

www.lumierecamera.com